設立36周年記念例会
公開日:
:
県例会
「いこるところに人は集まる」
社員の社員の夢が叶う企業づくり
報告者 ㈱タテイシ広美社
代表取締役会長 立石 克昭 氏
設立36周年記念例会を、広島県中小企業家同友会の立石克昭代表理事より、「いこるところに人は集まる~社員の夢が叶う企業づくり」というテーマで報告いただきました。
学生時代から経営者になりたいという明確な目標を持っていた立石氏。社員に行き先を示し、未来に夢を与える。それが、結果として自社の本当の存在価値・利益につながると仰います。
社長の仕事は、社員に夢を与えているか?
経営者は方向性を示していますか? 社員の皆様に行き先を伝えていますか?
社員さんと行先を共有していますか?
自社の短期・中期・長期のビジョンを経営理念・経営計画・経営方針を社員さん達と共有しているか?
また、経営理念を社員にいかに納得させるかということや、経営者としての覚悟を決めて仕事を楽しむことが重要であるなど、熱く語っていただく中で、創業時、奥様に『しんどい仕事をさせている』と、立石会長が困惑していると、奥様は『汚れた物がきれいになっていく‥素敵な仕事』と話をされていたそうです。そのエピソードから、創業時のお二人の事業に対する覚悟を感じました。
もう一つのポイントとして、地域での交流です。
中小企業が地域に入り、社会活動の一環の手助けを、地域貢献の一つとして、されています。
今回報告いただいたのは、中学生向けに会社の経営の楽しさを取り入れた事業を展開されている事例です。
これにより地域での中小企業の地位向上にも繋がる。しかし、自社の指針が出来ていない状態では、地域貢献は厳しいでしょう。
会社なら経営者、同友会なら役員が種火です。何があっても自分がやるんだと覚悟をもって行動すれば、あとから人はついてきます。
種火がまわりの炭に火をつけるように、会社でも、同友会でも、活気はありますか?
行列が出来る会社、成長している会社、活気がある会社には、優秀な人材が集まり、お客様もあつまる。
そこから「社員を巻き込んで、どのように活気づけていけばよいか。そのためには何をすればよいのか」ということを改めて考え直す機会となりました。 文:西森 大(代表理事)
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