2015年 新春交礼会
公開日:
:
県例会
日時:2015年1月27日 18:00〜21:00
場所:ホテル日航高知旭ロイヤル
本年最初の県例会「新春交礼会」が開催されました。
会員51名、オブザーバー48名、総数99名に参加いただきました。
成岡代表理事のご挨拶では、
①今年高知県中小企業家同友会が30回目の総会を開く節目の年であるということ
②同友会が地域に根ざし、地域のために活動している企業家団体であること
③地域の人材を共に育て、活かしていく活動をして行こうとしていること
等から、この新春交礼会に、地域連携を手段として人育てを産官学民でしていく必要性に触れ、今回の講演会を主催したことなどが語られました。
来賓ご挨拶として尾崎知事より、高知県の現状と課題、県としてのこれからの進むべき方向などを予定の時間を超えて熱心にお話いただき、大学と中小企業に期待し、自治体・県庁とも連携し全面的に協力し合い、高知県をよくするために手を携えましょうとのご挨拶をいただきました。
講演では、高知大学副学長(地域連携担当)の受田浩之氏をお招きし、「地方創生における大学の役割 〜課題先進県の再生を目指して!〜」というテーマで1時間の講演をいただきました。
高知県の抱える課題を明らかにし、その中で地方の大学ができること、すべきことを述べられました。
土佐FBCのテーマでは、食品業界の関係の人材を育成することで、農産物を加工して、地産外商を2000億円に増やすことが将来的な目標値だと掲げていました。
このあと、高知大学にこの春から38年ぶりに新設される新しい学部「地域協働学部」の概要の説明、狙い、方法論、そのために今まで取ってきた施策などを細かに説明したいただき、聴衆一人ひとりに役割があるんですよ、という投げかけをされたように思いました。
新学部には、1学年60人の学生が入ります。
4年で240人が動き出すと、どんなことになるのか、そしてその多くが高知県に残り、県内で就職をするということになると、高知県はどう変わるのか?
とても大きな構想で、もう一つの大学のプロジェクトという域を越えた、大きなうねりとなっていきます。
聴講している様々な職種・立場の方々も聞き入り、高知県をいっしょに変えるんだ、という気持ちになったという空気が会場に漂いました。
そのあとのグループ討論では、8人1組に分かれ12のグループで「大学に何を期待し、大学との関わりをどう活かせると思いますか」というテーマで活発な討論が行われました。
初参加のオブザーバーの方からは、「仕事後の会でお酒も飲まず、皆が真剣に地域のこと、企業のあり方、自社の事を企業間の枠を超えて話し合う、、こんな素晴らしい会があるとは知らなかった!」と感想も聞こえてきました。
例会終了後には新年交流会も開催され、盃を交わしながら例会では話せなかった思いや感想を熱く語り合いました!
投稿:広報情報化委員 永野、八木、事務局 川竹
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