同友会ってどうゆう会?「経営指針で経営が変わる」
公開日:
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最終更新日:2015/12/27
オリエンテーション
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3ヶ月に一度の同友会を知る会です
高知県中小企業家同友会・高知支部では3ヶ月に1回、会員オリエンテーションとして同友会を知る会を開催しています。
担当幹事を決め、テーマを絞り込んでいきます。
今回のテーマは、経営指針の必要性と経営の関連性でした。
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同友会とは、どんな会なのか
まず最初に、専務理事の川竹さんから画像で「同友会の概要」を伝える動画を見て、概略を掴み、その後言葉で
・同友会は何をする会なのか?
・同友会はどのような構成になっているのか?
・同友会に入るとどういうメリットが会社と経営者にあるのか?
・同友会の学び方、全国組織の繋がりの強さ
等々について詳しく説明がありました。
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事例①「タイヘイトーヨー住器」西森さんの場合
タイヘイ・トーヨー住器の社長・西森さんからは、創業者の父親から受け継いだ経営理念ではあったが、これがなかったら大変なことになっていたかもしれない・・・という報告がありました。
会社を構成する社員と経営者の共通の約束事項が「経営理念に詰まっている」
自分の代になって、少しずつ言葉を変えて行っているというようなリアルな発言もありました。
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事例②「カリヤテント」刈谷さんの場合
創業者である刈谷さんは、経営理念がなかったら「会社は潰れていた」と言い切ります。
社員さん全員から「社長のためには働けん」とつきつけられた激しいハードルは、「君らがそうなら今日で会社をたたむ」という発言を生み、その真剣なやり取りの中から、同友会に出会い、経営理念を学び始めます。
経営理念と経営方針、そして経営目標を明確にする中で、それを毎年社員とともに作ることで、創業以来34年間一度も赤字決算をしていない会社の強さを強調されていました。
これは、カリヤテントさんの社員と経営者の「あるべき姿」を絵にしたものです。
見えない地面の中にある根っこの部分に会社内の人間関係や個人が果たすべき責任・義務を入れ、幹枝葉には、見えるもの・お客様が感じるものを咲かせています。それらを育て続ける会社であろうということなんですね。
根の弱い樹木は、大きく元気に伸び育てません。
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グループ討論ですり合わせ
このあと、参加者が同じ話を聞いて感じたことをぶつけ合ったり、経営に悩むことをみんなの前で披露したりするのが、このグループ討論です。違う考え方を知る、実体験からのアドバイスがもらえる、これが同友会のグループ討論の醍醐味です。
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同友会バッヂの贈呈式
初めてオリエンテーションを受けた方に同友会バッヂを贈ります。
代表理事の刈谷さんを始め、ご参加いただけた支部幹事の方、参加してくださった会員の方、お疲れ様でした。
(文責・広報委員・八木勝二)
そんな同友会に興味のある方は
まずは例会へのオブザーバ参加をしてみてはいかがですか?
ぜひお気軽にお問い合わせください。
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