第13期共育講座(第6講)
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共育講座
第13期共育講座の第6講を11月16日(木)ポリテクセンターにて開催いたしました。
講師は上町池澤本店の池澤秀郎氏。テーマは、「オーガニック・カフェの経営者の立場となり、どのようにしてカフェを運営していくかを考える」でした。
課題は、有限会社城南タイヘイトーヨー住器の西森氏と池澤氏のお二人によるものです。おかげで、今回の講座も有意義なものとなりました。
内容は、2016年4月に高知市帯屋町にてオープンした。40席の店内でランチが1250円、ランチとディナーの間のカフェタイムでは、950円、ディナーは7000円と想定している。評判は上々で「私はアレルギーをもっているのですが、ここは乳製品などの動物性のものがつかわれていないので安心して7000円と想定している。評判は上々で「私はアレルギーをもっているのですが、ここは乳製品などの動物性のものがつかわれていないので安心してが、ここは乳製品などの動物性のものがつかわれていないので安心して7000円と想定している。評判は上々で「私はアレルギーをもっているのですが、ここは乳製品などの動物性のものがつかわれていないので安心して食べられます。」という声もあった。
しかし、客足は伸びず1年経過しても単月で黒字になることはなことはなく、赤字が続いている。なお月々の平均的な売り上げ、経費は下記の通りになっている。
売上高 200万円 (ランチ35万円、カフェ15万円、ディナー150万円)
仕入高 110万円
人件費 正社員 3名×21万円
アルバイト 月額10万円
光熱費・広告費・その他経費 15万円
さて、このお店はどこが問題で、どのように改善すれば経営を立て直すことができるのでしょうか? 皆様も一緒に考えてみて下さい。今回は、私たち経営者チームも話し合って発表しました。
各班普段は,経営者側に立って考えることがあまりないので、初めは戸惑いもあるように感じましたが、徐々に活発な話し合いとなっていきました。
13期共育講座では、最初にコミュニケーションを深めることに重点を置いたことが良い結果を招いているように思われます。
いよいよ各班の発表となり、それぞれの報告では、店を縮小する、経費を削減する、立地が悪いとのことから移転との意見が多く聞かれました。
中には、人件費をもっと削るべきだとか、リストラも考えないといけないと言った意見もあり、
「あなたが、その立場になったらどんな気持ちでしょうか?」と講師に質問されると、複雑な表情になったことが、印象的でした。
それとは逆に、経営者チームは、ポジティブな発想で、店を半分に区切り、半分は今のままオーガニック・カフェ、もう半分はオーガニック食材のショップ、その上でアレルギーに対応している食材として学校給食や、病院にもアピールし、また企業には、オーガニック弁当を販売し、高齢者の家庭にも宅配弁当を提供し、その時にケアも心掛ける。そしてそのノウハウを使って助成金を活用してケアハウスを運営して、その仕組みをフランチャイズチェーンで展開し、それをコンサルティングして利益を得る等々収集が付かなくなっていきました。経費を削減するよりも、売り上げをあげることに重点を置いたことに、受講生は驚いていました。
今回の講座では、受講生は普段考えないようなことを考え、そして、そのことにより経営者が普段どのようなことを考え経営しているのか、考えさせられたようです。
各グループの個性が出た、発表となりました。
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