ディーセントワーク委員会主催『共育講座』

今回は来期のディーセントワーク委員会の活動として取り入れようとしている『ディーセントワーク委員会主催共育講座』のプレを検討も兼ねて開催しました。
8月24日、社員教育員会主催の『共育講座』に参加して下さっている経営者の方から、「障がい者の従業員が参加できるこういう講座はないかな？」という言葉をきっかけに、ディーセントワーク委員会で行動を始めました。
まず、目的としては・・・
１　自分（障がい者の従業員）の世界を広げる。
２　他の企業の社員と一緒に受講することで、友達を増やす。
３　グループディスカッションで基本的なマナーやルールの振り返りを話し合い、自分はできているかどうか振り返る。
高知障害者就業・生活支援センターシャインに相談に伺い、ご賛同いただき、大津の高知県障害者職業センターの主任障害者職業カウンセラーの小島さんをご紹介いただきました。9月21日、高知県障害者職業センターに出向き、目的を説明し相談したところ、講師を務めていただくことになり、12月13日（水曜日）に同センターにて、戸田商行、西川農園、ハッピーファームの社員3名と経営者、やまも学園の大石さん、事務局長の8名で『ディーセントワーク委員会主催の共育講座』のプレを開催しました。
今回は講師の小島さんから、「給与と生活」という内容で約1時間の対話形式の講座をしていただきました。
先ずは簡単な自己紹介から始まり、なぜ働くのか、あなたの家計簿の話、節約のポイント、貯金について等の受講生の考えや、実際にどのようにしているかを聞きながら、なぜそれが必要かを受講生にも考えさせながらアドバイスをしていただき、受講生もそうですが、経営者も考えさせられ学びの多い講座でした。
受講生3名の感想は、「1時間が早かった」「また受けたい」と、前向きな言葉が帰ってきました。
このような講座を継続していくことにより、最終的には社員である障がい者の方が一人暮らしをするようになり、また結婚をして家庭を持つことにより本当の自立が出来ていくのだと思いました。
それを経営者は支援していくことが大事であり、また使命なのではないでしょうか。
来期、年3回〜4回のペースで、講座を開催します。ぜひ、見学にお越しくださいませ。