安芸支部8月例会「順番ながやきね例会」
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安芸支部例会
安芸支部8月例会
「順番ながやきね!」その2
~お互いの会社を地域で知り合おう!!~
2014/08/27(水)
安芸商工会館2階大ホールにて、高知県中小企業家同友会 安芸支部の「順番ながやきね例会」が行われました。
平成26年度から、より積極的に仲間作りに取り組もうと、安芸支部では「出番ですよ例会」を「順番ながやきね例会」と名称を変えて例会を行っています。
今回の「順番やきね例会」は、以下のお二方に発表をしていただきました。
山和木材 株式会社 代表取締役 貞廣圭一郎 氏
有限会社 山本かまぼこ店 山本正幸 氏
まずは、山和木材 株式会社 貞廣圭一郎 氏 からの発表です。
山和木材 株式会社 貞廣圭一郎 氏
もともと木材の加工と販売を行っておられたそうですが、木材業界の低迷等を受け、受注の確保のために建築会社と施主様の橋渡しをする事を始めたのですが、その後に思うところがあり、またお客様からのたっての要望で、自らが主体となって建築を請け負う事を決心、業務を拡大されたとの事です。
有限会社 山本かまぼこ店 山本正幸 氏
続いて、室戸市からお越しの山本かまぼこ店の山本正幸氏から発表いただきました
現在の会社に来られる前、もともとは土木関係のお仕事をされており、何もわからない業種に飛び込んで孤独を感じており、辛さがあった事、商品に対するこだわり(漁師食のため、塩気は控えめで甘みが強い、など)を語っておられました。
グループ討論
お二方の発表の後、休憩を挟み、各グループでの討論を行いました。
※グループ討論
「発表者への質問」や「気付いた事」「自社に取り入れられそうな事」などを話し合う事にしています。
基本的には討論内容の縛りはありませんので、討論中に会員から「悩み」等が話された際はそちらの話に移行する事もあります。
質問への解答
グループ討論で出た発表者への質問を、お二方に答えていただきました。
・貞廣圭一郎氏 への質問と、解答
古くからある企業として地域との付き合い方や、社員への接し方などを答えていただきました。
「昔から必要とされてきたものは、できるだけ対応したり、学生の職場見学などを受け入れている」
「他社を批判するのは絶対ダメだと社員には言い聞かせている」
「本業(木材業)のために紹介業をしていたが、紹介だけしていたのでは、もし建築物に不具合等があった時に、お客様に対しての責任が取れないと感じた」
「『高知は西高東低』と言われてショックで、見返したかった」
「社員が住宅ローンを組む時、銀行さんに『山和木材に勤めているなら大丈夫』と言ってもらえる会社にしたい」
・山本正幸氏 への質問と、解答
地元や商品に対して、ご自分の夢や思いを語っていただきました。
「新商品の開発をしていくのは当然であるが、昔からの定番商品については、材料や製造工程、味付けなどは変えない事にしている」
「生産者の顔を出すことを心掛けている」
「労働力が不足する将来を見据えて、ワンオペレーション化。効率化を目指して改善策を常に探している」
「(イラスト担当者を雇ったことに対して)たまたま身近に漫画甲子園に出ていた子がいたことを知り、面白いかも、と思った。イラストなどもプロに最初から依頼すれば早い。だがそれでは成長がない。いろいろな事を一から試していくこと、無理を超えることに意味があると思う」
「高知と言えば酒だが、酒の席で真面目な話をすると煙たがられる。酒を酌み交わしながらも真面目な話ができるのがいいと思う。」
貞廣様、山本様、ありがとうございました。
同友会は仲間づくりを目標に掲げています
今回、発表者様から「同友会に参加した理由は、異業種の親友がほしかったから」というお言葉がありましたように、中小企業家同友会は、例会を通じて、参加者同士の理解と交流を深めるお手伝いができるものと思っています。
どんな雰囲気かつかみにくい、わかりにくいという方には、オブザーバー参加(体験参加)を薦めております。
オブザーバー参加については随時受け付けておりますので、ホームページよりご連絡ください。
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