安芸支部7月例会
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安芸支部例会
解かりかけてきた 決算書の見方
前回6月例会に引き続き、決算書について学びました。
まずは、株式会社タイムズソリューションの仙頭武英様より、決算書のおさらいで、損益計算書では、会社が儲けているか否かを見る上で経常利益が大事になってきます。
税金を納めた後の当期純利益で1年の成績がでます。貸借対照表はバランスシートで、儲けたお金をどのように何に使っているかをみれます。
今回は一つ踏み込んで、財務分析の計算式を学びました。収益性では会社が儲かっているかを分析します。総資本経営利益率や売上高経常利益率などで、率が大きいほど儲かっているのが解かります。流動性は資産の回転期間の計算の活動性と会社が潰れないかをみる安全性が解かります。生産性は雇用に無駄がないかをみれます。成長性は会社が伸びているかが解かります。
良い会社を創るためには、これらの数字をいつでも意識して、長期ビジョンを持ち、会社全員で同じ方向性で目指していくことが大事です。
続いて株式会社アオイコーポレーションの脇川慎太郎様です。会社が大赤字をかかえてしまい、どのように立て直したのかを財務分析の計算式にあてはめ報告して貰いました。
1つのポイントはワークシェアだと思います。自社を分析して、何処に労働者を持ってくるかで、会社が生き返ってきました。無駄を省き、稼働率を増やしたことで、うまく会社をまわす事ができました。実際の数字を観る事で収益性や流動性も身近に感じることができたのではないでしょうか。今後の活躍にも期待したいです。
各会社に持ち帰り、財務分析の計算して自社の成績をもう一度確認して方向性を見直す、きっかけになれば嬉しいです。
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