安芸支部3周年記念例会
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最終更新日:2016/10/11
安芸支部例会
安芸地区会から安芸支部へと昇格し、3年が経ちました。支部ではこれまで、企業づくり、仲間づくり、地域づくりを様々な角度から共に学び実践してきました。
県東部地域は、ご存じのとおり、全国生産量第1位を誇るハウス茄子やピーマン、柚子・花などの農業、林業、漁業などの第一次産業に関わる方が多い為、地域活性においても、これら第一次産業が元気でないといけません。一方で、現状の安芸支部では、第一次産業に業を置く会員が少なく、地域全体を巻き込んだ地域づくり活動に偏りが生じていました。そこで今回の記念例会では、地元の第一次産業の方も多くお誘いし、2周年記念例会と同じ香川同友会代表取締役社長中讃第二支部から、尾野農園の尾野弘季氏に「同友会で組織経営の実践!!~農家から農業へ!!〜」と題した講演をいただき、その後「壁をいかにして乗り越えたか」を焦点に自身の「壁」の見方をテーマに討論を行いました。
尾野氏は、兼業農家に生まれた元システムエヒビ一ア。家族の大反対の中、脱サラし新規イチゴ農家に転身。企業的な経営を目指し法人化、現在従業員20人の会社に育て上げられています。また、農業に先駆的にITの活用で効率の良い農業を実践し、人材はHPを介して応募があるなどの話に、参加者も興味を持ち、質問も多く出ました。
グループ討論では、農業者同十や、農業政策に精通している方などとも活発な意見交換がなされ、初参加の方々も自熱した刺激的な会になりました。また、農業者同士が、将来や経営・一犀用に関して、そして地域との関わりなどに関して同じテーブルで話をする機会がもてた事も、とても有意義であったと感じました。そしてやはり、現状として多くの農家が家族経営なので、高年齢化と後継者不足を不安視し、また、新規参入組や家業の農家を継ぐ為に戻っ文章 安芸支部 出村昌士て来た若者達との地域連携不足など、様々な課題を共有できました。
まだまだ中小企業家同友会の存在を知らない人も多く、あまりPRが出来ていない現状に、今後もより多くの方に例会に参加していただき、魅力を感じてもらい、そして仲間が増える様な、「地域企業を好循環に巻き込む同友会」活動が出来るようにしてで」うと考えた記念例会でした。
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