新米社長のほほえみ奮闘記
同友会の開始は18時。
定刻になりまして、始まりました。
左から室長・坂本さん、座長・リグレッタ八木、報告者・佃さん、サポーター・岡さん・・・
丸和建設さんの経営理念です。
パション(情熱)という言葉がとても印象的です。
住宅って一生で一番高価な買い物であるケースが大きいわけです。
こいういうカタチにしてもらうことでイメージが膨らんで、
立体的に素人はわかるものなのですね。
報告の概要です
前社長はお父さん=大工の棟梁だったわけです。
その会社に大学で学び、大学院で建築を学んできた佃さんが帰ってきて
会社に入り、営業なし、下請け専門の大工集団の会社から、
自分たちが口コミで紹介が取れ、施主さんからの棟梁指名制度にまでいたった
経緯をインタビュー形式で尋ねて行きました。
報告の要旨は以下のような感じです。
- 大工という家業から、企業体への脱皮がしたかった。
- 社員さんにお客様と直接触れ合えるための試みをたくさんやり、「ありがとう」と言ってもらえる喜びを感じられました。
- 火災保険の徹底した説明とアフター・フォロー、省エネレポートを数字で見せていただき、どれだけ下がっているのか「見える化」する。
- 女性設計士の採用により、打ち合わせのきめ細かさが生まれ、施主さんとの一体感が生まれた。
- 下請け専門から、自社で営業=口コミで、棟梁指名の注文がきだした。
この日の参加人数は決して多くはなかったのですが
グループ討論では、10分の質問出しタイムに、
50分のテーマに対するグループ討論があったため、
時間的な余裕もあり、佃さんの基本問題提起を受けて
「自社で変えて行きたいところ、そしてそれをどのようにやるのか?」
というテーマのもと、かなり、本音が出せて、出て、
とても有意義なグループ討論ができたと思いました。
佃さんは、グループ討論に加わらずに、各グループから出てきた
質問項目に目を通しながら回答を準備します。
各グループからのグループ討論に対する報告がありました。
同じ時間をすごしているのに違う捉え方―これが「学び」なのですね。
グループ討論に十分な時間が取れてよかったという声もきかれました。
質問に対する回答です。
丁寧に1つ1つについて誠実に、熱く語りました。
聴衆の方も、頷き相槌を打ちながら、熱心に耳傾けます。
この真剣さが同友会のいいところです。
時間も3時間をまるまる使いきり、最後は大急ぎになってしまいましたが
青年部と高知支部の初めての合同例会は、一部座長の不手際を除いては
盛会裏に終えられることができました。
(文責・広報委員・八木勝二)
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