第14期共育講座(第4講)
テーマ 自律的社員を目指そう
講師 人・みらい研究所 筒井典子氏
今回の講演は、9月27日(木) ポリテクセンターで、受講生19名に、高南メディカルのインターンシップ生を含む20名の参加でした。
研修の内容は、自律の重要性について、説明をいただきました。
1章は自律の重要性
2章は依存と協調
3章は自律的指導
1章の自律とは・・・
「自ら考え、自ら行動し、責任をとる」と定義して他律との違いを明記して話をしていただきました。また、マナー、モラル、ルールについては交通ルールを例えとしてマナーの重要性をわかりやすく説明していただきました。
例)交通ルール
まずは、モラルが基本にあって、そして守らなければいけないルールがある。これは、赤信号では止まらないといけない等の交通ルールである。しかしながら、ルールだけを守っれば良いものでなく、さらにマナーが大切である。このマナーが高まることが暮らしやすさにつながってゆく。
2章の依存と協調について・・・
依存の解決策についての説明でした。
大事なことは、「考える習慣をつけさせることである。考える力を養うことが必要である。」
例)親の躾
雨の降りそうな朝、子供が家を出る時に母親が、「今日は雨が降りそうだから傘を持ちなさい。靴は雨靴を履かなければいけませんよ。足元が悪いので滑らないように気をつけて歩きなさい。」と言っていると、自分で考えることもなく人に依存してしまう。ちなみにこのようなことを、30歳の男性に言っている母親がいるそうです。
3章の自律的指導について・・・
班ごとにグループワークをしました。グループごとにストーリーを考え、演じます。
チーム長崎はハンバーガー屋さんでなかなか商品が出て来なくて待たされ、やっと出てきた商品が冷めていたことに対するクレームの対処から、自律的指導をします。
チームリングスは、一週間も保険証書を渡してなかったクレーム対処から、自律的指導をします。
チームフラワーズは、商品の納品が2日も遅れたことによる対応から、自律的指導をします。
各チームが皆で話し合い、よく考えられたストーリーでした。
最後に自律するためには、
①自分の意見を持つ
②関連する分野の本を読み、知識を得る
③さらにそのことを達成している人をお手本にする、また、アドバイスをいただく。
④試したことが上手くいかなければ、別の方法を試してみる。
以上は、職場のみならず、これからの人生においても大切なことだと思います。
次回は、第13期共育講座の修了生3名の皆さんに、今期の受講生に自分たちの思いを伝えます。(10月18日18:30~ポリテクセンター)
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