2018年度青年部会総会

2018年６月８日、高知城ホールにおいて、高知県中小企業家同友会青年部会2018年度総会が開催されました。

今回の総会は、青年部にとって大きな転換点となる総会でした。これまでの青年部会は、青年部として会費を徴収し、それに基づき活動を行う独立会計制を採用していました。しかし、近年、青年部の会員減少は著しく、独立会計制を維持することが困難となりました。2018年度より、青年部は、これまでの「委員会」としての位置付けから「研究会」へと位置付けを変更し、同時に独立会計制を廃止する運びとなりました。

青年部が組織として脆弱になったことは大変残念なことです。しかし、我々は、この状況を前向きに捉えようと思っています。こうした事態に至ったからこそ、我々は、青年部の存在意義を改めて考え直すことができたからです。

今年度の青年部は、青年部が生まれた時の原点に立ち返り、大きく２つの柱を立てて活動していきます。

１つ目は、中堅社員教育です。社員向けの初等教育は、同友会の中では共育講座が担っておりますが、共育講座を修了した社員さんが次に受講できる、より実務性の高い教育プログラムを実施していきます。すでに、高知職業能力開発促進センターに対し、生産性向上支援訓練事業取組団体としての申請を終え、青年部による同申請は認可されています。本年９月に開始予定ですので、関心のある会員企業様はぜひご参加いただければと思います。

２つ目は、同世代による横の繋がりの構築です。青年部は、若い経営者同士が、あるいは立場や役職の近い社員同士が、同じ悩みや意識を共有し合える環境でありたいと思います。そのためには、会員同士が顔を合わす機会自体を増やすことが必要ですから、多くの人が気兼ねなく参加できる様々なレクリエーションを企画・実施していきたいと思います。

少しずつでも確実な変化を積み重ねて、会員皆で、新しい青年部を楽しんでいきましょう。