高知県中小企業家同友会第33回定時総会

2018年5月15日木曜日、ザクラウンパレス新阪急高知3Fにて午後3時から総会を開催いたしました。
平日の午後3時という多忙な時間帯ではありましたが、第一部の総会からは四国各県の代表理事、他の皆さん、第二部からは、日本政策金融公庫高知支店、四国銀行、高知銀行からも来賓の方々にお越しいただき、多くの出席者で会場が埋まりました。
この日は、第一部総会、第二部発表会、第三部懇親会という長丁場でしたが、議事はスムースな進行ぶりで会計報告、来年度事業方針、新役員選出等まで滞りなく承認され、粛々と進んでまいりました。
第二部の経営指針成文化と実践講座受講生による経営指針発表会は、二か月前のプレ発表から4社5名の皆さんは格段に進歩し、それぞれが現状認識と経営指針成文化の必要性を説いてくれました。
ひとくくりに中小企業家代表者といえども創業半世紀以上の会社組織代表と起業したばかりの代表、二代目への事業継承の中でもがいている代表、安定した生活の中、難病を煩ったことで大きな決断により業種変更した代表とまさに千差万別でした。同じ研修、講座を受講しても受け取り方や身の置き方の違いが感じられ聞きごたえのある発表となりました。
この発表方式が総会にふさわしいかと問われれば考えさせられ、疑問を呈する声もありましたが、今期、高知同友会は仲間づくりの強化を掲げ会員増員に励もうとしています。
くしくも今、全国で中小企業家同友会が増え続ける企業集団として注目され、その連帯感の強さが関心を集めています。この追い風にのり高知同友会も停滞期を脱し、一歩ずつでも前進し、良き経営者となるべく、とことん学びを重ねる企業集団になるよう、本総会は理事、会員、事務局一体となっていく過程で、節目の総会となったのではないでしょうか。