同友会と私「有限会社 I・DEC」

有限会社 I・DEC
代表取締役　菅井 清次

迷える老羊はリンクの縁へ佇み、そして思う。「皆下手なりに滑り出し、楽しく学び、いつしかジャンプなんかしだしたりして、成長して行くんだな。」

自信も無く、迷い、愚痴り、気力も無く、根拠の無い将来への不安に怯え、己の存在意義をも曖昧に思え、無気力に眺めるリンク。
同友会というスケートリンクへ自分を誘ってくれたのはアッコ。「このリンクで共に学び、自分の鐘を鳴らしましょう。あの鐘を鳴らすのは、あなたです。」と言われたような気になって今日まで来ましたが、未だにリンクで滑るまでには至らずの私。還暦の迷える老羊です。でも同友会は新参です。若輩の中途半端なおっさんでも、滑りたい。輝きたい。ジャンプもチャレンジしたい。ひょっとしたら、新技なんか編み出したり出来るかもしれない。そんなことを思っては消え、考えては消し、グズグズしている往生際の悪さだけは一級品の私。

今回、同友会と私というコラムのお話を頂いたとき、前向きに頑張っている元気で成功した経営者の話しか読んでいなかった私に来る話ではないと思っていましたので、驚きと戸惑いがありました。入会と同じくして病気はするし、社員は減るし、気にもしていなかった年齢を指摘され自分の不甲斐なさにベッコり凹んでいた２年間です。でも、そんなダメダメの奴の発言を勉強の材料にできるのが同友会だ！と開き直り、こうして恥を晒して書いています。落ちこぼれ経営者の今後をまた書く機会を頂けるように。自分へ追い込み宣言です。こんな機会を
ありがとう。

そんな同友会に興味のある方は

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