同友会と私「FP おふぃす Y.o.i」

同友会と私

「FPおふぃす Y.o.i」
代表　矢部　志保子

「お疲れさまです」月に１回、夜の７時に仕事を終えたばかりの幹事メンバーが集まって来て、それぞれが持ち寄ったお菓子や果物の差し入れがテーブルの上に並べられ、定刻に幹事会が始まります。夜の疲れた身体にはその甘さが優しく感じます。レジュメを元に会は進んでいくのに、大抵は脱線したり煮詰まったりでなかなか進みが遅くて、最初は正直その緩さが私には合わないと感じていました。ササっとスピーディに決めて早く帰りたかったんです。スケジュールに追われる中、作りだした時間だったからでしょうか。それが いつからだろう？同じ時間なのに和気あいあいと感じる私がいるようになっていました

17年間勤めた安芸のアクサを辞め、高知のアリコのオフィスに転職する時に「高知に行くんだったら同友会に入ったら？」と誘ってもらったのが同友会に入るきっかけでした。ずっと安芸で仕事をしてきた私にとって高知で一からスタートするのはとても勇気の要ることだったし、今更？大丈夫？決めたもののそんな不安の声が私の中から湧いて来ていました。

「次回の例会に来ない？」 熱心にかけてきてくれる声かけがただ嬉しくて誘われたら参加、誘われたら参加、それだけであっという間に６年が経っていました。そして昨年、保険を使った運用１本に仕事を絞ろうと決意して独立。今回は不思議と何の不安もありませんでした。

一人でやるのに仲間がいる安心感でしょうか、和気あいあいが私の居場所になってると気づいて驚きました。おかしなものです。でも、またそこから何かが始まる予感。それを楽しみにしている私です。