高知支部7月例会
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高知支部例会
代表理事報告シリーズ第1弾
「さあキラキラ輝こうぜ!
~輝く社員、輝く会社、輝く同友会へ~」
報告者 株式会社ファースト・コラボレーション 代表取締役 武樋 泰臣氏
新体制になっての二回目の7月例会 報告者は株式会社ファースト・コラボレーションの武樋代表です。
今回は、パネルデスカッション形式での講演会、西支部の和泉支部長とデスカッションでした。
高知県中小企業家同友会は、長期の閉そく感や危機感も渡る停滞気味・元気がない、以前は熱気や活気があったが、何時の間にか『同友会らしさ』消えて行った。そんな現在の同友会危機感を救うべき立ち上がって頂いた武樋代表、丁度60歳の節目の時期とも重なり学び直しと同友会への恩返しも含めて代表理事を受けて頂きました。
冒頭に話してくださったのは、かつての同友会の様子でした。
「当時の同友会は、支部体制などなかったので理事や役員そして社員さんと一同に会する場面が多く例会での討論が学びの場となっていた。その時々に決算書を見せながらのいい面、悪い点、改善点など悩みを相談できる関係性があった。会社が素晴らしい会社になって来たら退会していくジレンマもあった。」
今後の高知同友会の方向性については、「魅力ある同友会になるには、他にはない独自性を再点検することかと感じています。魅力作りは『中小企業家同友会らしさ』にあると思っている。
これまで実感した『らしさ』あるいは、同友会で学んでよかったポイントは
1、同友会3つの目的への共感。
2、社員はパートナーという経営姿勢。
3、経営理念の確立と社内浸透、価値観の共有。
4、毎年の経営指針ブラッシュアップ。
5、決算書を見せ合って悩みを相談できる関係性。
6、呑みに行っても経営の話や悩みの相談がほとんどで朝まで語り合うほどの熱さ。
この『らしさ』をすこしずつ取り戻していけるよう努力していきたい。
それには、経営の一線から退かれたOB会員をサポーターとして召集するのも一つの手法と考えている。
しかしながら、対外的に組織の魅力は会員数の拡大が必要なので目標としては組織率3、3%を目指したい。その理由はその組織率になれば行政や大学など地域における存在感や発言力が大きくなる。高知では99.9%が中小零細企業であり『高知の原動力は高知同友会から』という10年ビジョンを掲げているので目標に向かっての増強にも注力したい。」という熱い目標も示されました。
さて、武樋代表が同友会での学びは、数多くの経営受賞されている経営の根幹になったのではないだろうかと感じましたそれらをまとめると。
1、同友会の学び目指すべき羅針盤ができる。
(良い会社、良い経営者、良い経営環境を目指す)
2、経営指針作成会に何度も受講する中で経営における根幹である経営理念、自分の価値観が明確になった。
3、腹を割ってなんでも相談できる仲間がたくさんできた。
4、厳しいこともはっきり言ってくれる多くの先輩のご指導をいただき気づきを沢山いただいた。
5、県外の大会へ行くことが増えて素晴らしい報告や交流ができて大いに刺激になった。
6、役員を色々させていただいたことで、他の人から学んだり、自分の至らなさに気づき成長できた。
7、グループ討論のやり方を学び社員も毎月一緒に参加することで共育による会社作りができた。
8、優れた企業変革支援プログラムにより自社の経営を自分たちで見直すことができる。
9、毎月の例会においてグループ討論を重ねることで、意外な視点や自分のあり方を内省する機会をもてるうえに会員同士の繋がりが深く強固になる。
10、全国どこで誰に会っても中小企業家同友会の会員さん(学んでいる人)で有れば信用でき一瞬で同志のような関係になれる関係ができる。
何年会わなくてもお互いの価値観や考え方、また、経営について胸襟を開き、知り合っているため縁が繋がり続ける。
今後、会員の皆さんがキラキラ輝けるような同友会を目指して進化と変化を起こす気合十分7月夏の熱波と気合が入った久しぶりに熱い例会でした。
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