高知大学で「高知の中小企業を知る」講座が始まりました
第一回目はガイダンスから
2015年度後期から始まった、高知大学と高知県中小企業家同友会の協同作業の「高知の中小企業を知る」講座が2016年10月5日からスタートしました。 今年も後期に実施され、全16講義で単位を取れるという大学の正式なカリキュラムに組み込まれた一般教養の授業です。 学生さんは全学部全学年から130名ほどが申し込み、第一講目の「ガイダンス・授業の目的」についてから開始させました。
前半は吉用先生から、この講義の狙いを伝えていただきました。 シンプルにまとめれば、高知に人材を残すべく高知大学は存在する。 その為、いろんな地域に根ざした企業の経営者の話を直に聞くことは、大変得難い体験である。 多忙な中授業をするために準備し、時間を割いて来てくださっているのだから、聞く態度もしっかりと自覚して臨むようにしてください。
高知の現状を知る
続いては、今年から特任教授になられた同友会の元専務理事・川竹さんからの話です。 中小企業とはどういうものなのか? 企業の中に締める中小企業の比率は?労働者の比率は? 高知の全国的な位置づけは? 高知で暮らすことと、都会で暮らすこととの違いなどについて。
高知県中小企業家同友会を知る
そして、話の後半は去年まで所属してくださった同友会についての説明と今後の講義の展開など、でした。 「共に学ぶ」がキーワードだったと思います。 授業の最後には10分間のレポートタイムが組み込まれ、それぞれが感想を書き込んでいました。 10月13日から15の会社の経営者が登場します。 2月までのロングランな講座です。
(広報委員・八木勝二)
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