第14期共育講座(第3講)
改善を身近に!生産向上グループワーク(実践編)
講師 ビスタワークス研究所 伝え役 結城 貴暁氏
第3講では、『主体性を発揮できる自分になる』副題 (職場という舞台で人間力を発揮磨きつづける)という内容で講義をして頂きました。
今回は、高南メディカル様からインターシップ生7名の参加もあり、にぎわいました。
何時もだと 講義を聞いてディスカッション形式をとるのですが、本日の講義は、まず作文から 社会人になって 文章を書く事が少なった現在の中小企業
特に日報を書いている企業様は、極わずかの状況だと思います。
ネッツトヨタ様では、新入社員は、A4ノートにびっしり日報を書いているとの事。そして、日報には、上司のコメントが必ず添えられています。経営者様は皆さま反省しきり・・・
作文のお題は『今まで共育講座を受けて変わったこと』受講生の皆様は、意外とすらすらとペンが走っていたようですが、原稿用紙1枚をかき切るという目標は難題だったと思います。
改めて文章を書く難しさ、文章書くためには日ごろからの訓練や本などを読んで語彙力を増やないとすらすらと書けない難しさを感じて頂いたと思います。
さて、続いて講義の始まりです。
主体性発揮する会社の中で何もない所から自分たちで創造し、その創造に価値を見出し、そして、職場の中から想像していく。つまり「主体性をもって行動する」ということは、自分で状況を判断して、自らの責任で最も効果的な行動をとるということですが・・・
このような社員がいれば、経営者の方々は何も苦労することはないのですが・・・
主体性を持たせるには、●何はともあれやってみる ●挫折・逆境を経験する ●最後までやりきる ●見守ってくれる仲間がいる など、多くの経験をさせることが重要。
しかし、昨今の問題は、万能観蔓延時代 重い通リにならない環境で、叱られた経験が少なく、若年期で何かで成功体験してしまい、不十分な挫折経験しかない。
逆境・挫折経験が少ない状況下では、判断と決断に問題が発生してしまい組織の停滞化が進んでしまう。
事例的には、キリンビール高知支店の軌跡 勝利の法則は現場で拾え。そして、記憶に新しい高知商業12年ぶりの甲子園。なぜ高知商業は強くなったのか?
まさに、主体性をいかに発揮させるために、いかに生徒さんを『その気』させたか・・・組織変革の醍醐味のきづきを頂きました。
何れにしろ、1日1日大事に目的と目標と納期を決め、失敗をたくさんして、その経験から学び、そして、仲間とともに飛躍していく。愛する会社を是非皆様の力で成長させてください。
お願い致します。
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